クールな君と甘々な君



────カチャ…



真夜中……突然開いた部屋のドア……


え、なに?ゆ、幽霊!?



私は咄嗟に壁を背に寝返りを打った



「寝ちゃったか…」


ん?この声どこかで聞いたことあるような…



「ほんとに怒ってねぇのかな…」



あ!みやびだ!


びっくりしたぁ幽霊かと思った!笑


でもどうしたんだろう



「ほんと黙ってりゃ可愛いのに」


んな!?黙ってりゃって何!?


「部屋戻るのめんどいな…」


いやいや戻ってよ



「咲夜が起きる前に部屋出ればいいか」


え?ちょ


なんで布団に入ってくんのよ〜!!!



なんで!?まって!?ほんとなんで!?
は?!バカなの!?アホなの!?


「あ〜…咲夜の匂いだ…落ち着く…」


あかん。うん。起きよう。


「おいこら変態」



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