【完】お前は俺の彼女
「で、沙英の婚約者候補として俺たちが選ばれて、じーちゃんに色々言われてきた訳だが……………」








そう言い終わり、爽太は私の隣に来て、肩を抱き寄せた








「俺はそんなこと関係なく、沙英のことが好きだ」








爽太………………








「言っとくけど、僕は沙英ちゃんのこと、諦めた訳じゃないからね」








「………………沙英は、ぜってー渡さねぇー」
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