【完】お前は俺の彼女
「それは……………」








私が応える前に、また押し倒された








「当たり前だろ。だから、邪魔してくるな」








「はい」








いや、“はい”じゃないよ!








止めて!?








「沙英がして欲しそうだから、やってやるよ」







「そんなこと、思ってないわよ!!」








私と爽太は、学校に着くまでギャーギャー言っていた







「本当に、仲良しにございますね」








山口さんが、笑ってそう言った
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