【完】お前は俺の彼女
「……………んなことで、泣いてんのか?」








「そんなことじゃないもん。私、悪い子だから……………」








「………………沙英は、悪い子じゃない」









そう言って、爽太の膝に私を座らせた








目の前に爽太の顔があって、前を見れなかった








「俺だって、そう思ってる。沙英を独り占めしたいって。沙英が……………欲しいって」








「!」
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