愛を知らない一輪の花
ゆっくりベッドに降ろすと、またその唇にキスを落とす。
欲情した熱っぽい蓮の表情に金縛にあったかのよつに動けない。怒りに満ち溢れたようなこの前とは違い、優しく頬を触れられる。
「この前はごめん。余裕なんてなくて、怖がらせた。今日は俺だけを見て、、、?俺だけに愛されて?」
「、、、はい。」
見つめられた瞳から目が逸らせない。
「最後に2つだけ、お願いがあるんだ。君の事、名前で呼ばせてほしい。そして、、、今日は目が覚めても、、、どこにも行かないでくれないか?」
「はい、呼んでください。、、、何処にも行きません。此処に居ます。」