愛を知らない一輪の花

「大変お待たせして致しました。」

「スゲー可愛い!彼女が喜びます!!またお姉さんのオススメ買いに来ます!」

可愛いシンプルな紙袋に入れ、両手で丁寧に客に渡す。そしてゆっくり頭を下げた。

「はい!またのご来店お待ちしております。」


「斉藤さん!これもお願いしてもいい?!」

「はい!わかりました!」


焦る田中さんに呼ばれ、次々に仕事をこなす。
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