愛を知らない一輪の花

社長室に透と由美子が勢いよくドアを開け、入って来る。

突然の2人の訪問に驚きつつ、ドアの方見る。



「社長!!!どうなってるんですか?!?!」

由美子は興奮して蓮の机を両手で叩く。



「、、、ちょっと落ち着け。どうしたんだよ。そんな声を荒げて、お前らしくない。」

「斎藤百合は夜の相手を募集してる。、、お前はこれを聞いても落ち着いて居られるのか?」


そんな透の呟いた声に頭が真っ白になった。




「、、、、、、は?それ、、どういう、、。」



興奮が収まらない由美子が蓮を睨みつけながら、言葉を続ける。
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