愛を知らない一輪の花

「じゃあ！！！どうして？！、、、そんな悲しそうに笑うんですか？！？！こっちに戻ってきてずっと、、、！」

急に声を荒げた松田に驚く。



「っ、、！なに、、いって、、。」

「分からないとでも思ってるんですか！！俺らが、どれだけ百合さんと過ごしてきたと思ってるんですか？！、、社長の事が、今でも好きなんですよね？だったら、その想い社長に伝えるべきです！！！」





ずっと蓋をしてきた。

誰かに愛される資格もないのに、愛して欲しいだなんて。こんなにも苦しくて切ない想いが、愛だなんて、、、。


きっと蓮を困らせてしまう、こんな身勝手な想い、、、伝えてもいいのだろうか？