愛を知らない一輪の花
「そうか。それなら単刀直入に言う。君を抱かせてくれないか?君はお願いすれば、なんでも応えてくれるんだろう。」
怒りの含んだ目に、百合は恐怖を感じた。振り払う事もできない。
「そうだな。拒むなら駅前支店の誰かを飛ばそうか。業者が人を探していたな。、、、誰がいい?」
顔は笑っているのに、目が笑ってない。本気の目だ。百合は1度目を閉じて、真っ直ぐと蓮を見つめ、優しく微笑んだ。
「いいですよ。、、、抱いて下さい。」