愛を知らない一輪の花

百合は何度も身体を揺さぶられ、何度も求められる。



「しっ社長、、お願い、、しますっっ、、もう、、許してくださ、、いっ、、、んんっ」





声が擦れ、途切れに途切れに許しを乞うが。激しさを増すだけで、2人の息づかいだけが部屋に響く。





「、、、まだだ。俺がまだ満足してない。満たしてくれんだろ?」


嘲笑ったような蓮の顔を最後に、百合は意識が遠のいていった。
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