愛を知らない一輪の花

「、、、で?朝起きたらいなかったと。お前馬鹿だろ。あんだけ今まで大切にしてきて、それはないだろ。」


「わかってる。分かってるけど!仕方ないだろ、、、。事務長に着いて行こうとしてたんだ!あんな馬鹿な子だと思わなかったんだよ。」

「、、お前もやってること変わらないだろ。」




透の冷静な静かな声に怒りを感じる。



「、、、分かってる。反省してる。本当にこんな筈じゃなかった。、、、傷つけた。」


その言葉を聞いて溜息をついた。




「そんだけ想ってるんなら、これから挽回すればいい。いい大人がうじうじするな。、、、まぁ、昨日澤田たちにお前と話をしていると聞いて一緒だろうとは思ってたが、あいつらが心配してるから連絡してみただけだ。後はおまえの頑張り次第だろ。」
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