夏椿~太陽の光を浴びて~
「じゃあ、沙羅はにんじんね、俺はピーマンとキャベツ~。」


「何切り?」


「なんでもいいよ、任せる。」


「わかった。」


いつもの自分のためだけに作る料理より、何倍も何十倍も楽しかった。


「お肉入れて~にんじん入れて~ピーマン、キャベツ~…あともやしも入れよう!」


沙羅、包丁さばきが上手いとか行動が速いとか言いながら料理する玲はとても楽しそうだった。


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