夏椿~太陽の光を浴びて~
警戒しながらも俺にゆっくりついてくる沙羅に聞きたいことはたくさんあったけど、無理に聞かれるのも嫌だろうと思って聞かなかった。




今日の不思議な出来事を振り返りながらベットで眠る沙羅を見た。


「キミは本当に不思議な子だね…」


沙羅の目を見たときそのあまりにも悲しそうな瞳に吸い込まれるかと思った。


今さっき出会ったのに俺にできることは何だろうとか考えてしまった。





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