夏椿~太陽の光を浴びて~
「わかった。じゃあ、先に沙羅の家に行こう。」

「ありがとう。服とかドライヤーは家にあるから。」



「わざわざ取りに行かなくても買ってあげるのに…。」

「それはダメ!申し訳なさすぎる。」



「沙羅がそう言うなら仕方ないか。じゃあ、食べ終わったら準備して出かけようか。」


「うん。」



いつもなら休日に外に出ようなんてあまり思わなかったけど、沙羅がいることで俺の気分が少しだけ変わった。



沙羅と共に食器を洗い終え、各自着替えに行った。


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