夏椿~太陽の光を浴びて~
「…何着よう。」


とりあえずジーパンに薄手のvネックセーターを着て上からMA-1を羽織った。


リビングに戻るとソファーに制服姿の沙羅が座っていた。



「玲…かっこよ…。」

「せっかく沙羅と出かけるし、少しくらい身だしなみには気を付けないとね。さあ、行こうか。」



「うん。」


車のカギを持って、靴を履いて玄関を出た。


「さあ姫、助手席にどうぞ。」


少しふざけながらドアを開けた。



「あはは、やめてよ恥ずかしい。でもありがとう。」

「いえいえ、はいじゃあ出発~!」




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