可愛いくて、愛おしい幼馴染み


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「りーな、もう時期クリスマスだね」

と、目を輝かして、こちらを見てくる直斗。



ただ今、私のお家で、ツリーの飾り付けをしている。



親同士も仲が良いので、クリスマスの時期になると、

どちからの家でクリスマスパーティをするのが、お約束の行事になっている。



今年は、私の家ですることになった。



まだ、12月に入ったばかりだというのに、直斗は張り切って、家にやってきたのだ。



「りなは、クリスマスに欲しいものってある?」


と、直斗は、隣で星を飾りながら、問いかけきた。



「欲しいものねぇ…」


なんだろう、去年はマフラーを貰ったし…


「んー…なんだろう」


考えながらも、ふと直斗を見ると


直斗は、いつの間にか、こちらを見ていたようで、


目線が合ってしまった。







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