可愛いくて、愛おしい幼馴染み

#

「りーな、何で朝迎えに来なかったんだよ?」



クリスマスツリーの件から
の気まづさもあって、


今日の朝は、珍しく

迎えに行かなかったんだ。


「なぁ、聞いてる?」

顔を覗き込んでくるも、



「……」


無視をして、歩き続ける私。


急いで隣を歩いては、



「りーな、りーな」

私の頬を突いてくる、直斗…


それを、軽く睨む。



あーもー、やめんかい!


なんなんだ!


いつもは、一緒に学校行くも


すぐ、女の子の話になったり


ふらふらっと女の子の方へ行ったりするのに!



何で、今日は絡むのが長いのよ。



「ねぇ、僕、何かした?」

さっきの声とは違って、寂しそうな声で聞いきた。


う…


ちょっと可哀想かな。


「…りな」





< 28 / 62 >

この作品をシェア

pagetop