可愛いくて、愛おしい幼馴染み



「直斗に…嫌われたかも…」


学校帰り、久しぶりに、梓と一緒に帰っている。


「ねぇ、避けられてるよ、あれは」


「ちょっ、梓!私の傷口に!!」


「ごめんごめん、…そういえば、もう時期、クリスマスだっけ?」


「そうなんだよ、来週末…絶対、直斗は来ないよ…」


「今のままだとね…綾斗くんとは、最近話したの?」


「たまに、話すくらいだけど、あの件以来、気まづいかな」


「でしょうね…でもさ、りな?」


「なに?」


「素直にならないとね、苦しいのは

りなだけじゃないよ」


「梓…」


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