可愛いくて、愛おしい幼馴染み
ちょうど、教室のドアは開いてるようで、そこから覗くように見てみると…
寝ている…?
直斗は、日差しに照らされながら
気持ちよさそうに寝ている。
どんな表情で接しようか、
なんて、声をかけようか、
悩んでいたのに、
気がぬけてしまうよ。
その寝ている姿は、
ずっと眺めていたいと思うほど
素敵だった。
静かに、近いて、
隣の席にプリントを置く。
ちらっと、
もう一度彼を見れば…
気持ち良さそうに寝ている。
よく寝ているな…
なんて思って眺めてると
自然と直斗の髪に私の手が伸びて…
触れるか触れないかぐらいで
そっと、撫でてみる。