可愛いくて、愛おしい幼馴染み
そしたら、直斗が幸せそうな笑みをし
ゆっくり目を覚ました。
私をみると寝ぼけているのか、
緩く微笑む彼。
日差しに負けないくらい
優しい笑顔で…
「りな…ちゃん」
私の名前を呼んだ。
それは、あの頃と同じ…
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たしか、夕日が綺麗な日のことだった。
小学校低学年の私達は
通学路を歩いて帰っていた。
「りなちゃん!みて!!」
それは、普段おとなしく、私の後ろについている直斗が
声を弾ませて話しかけてきたのだ。