可愛いくて、愛おしい幼馴染み
交わした約束
side直斗
-ガチャ
「あ、おかえり!直斗」
部屋を開けると、自分の部屋のように
くつろいでいる、りな。
椅子に座って俺の漫画、読んでいるし。
なんで部屋にいるんだよ…
と思いながらも
「ただいま…」と返事をし
机の隣に荷物を置く、僕、 高木直斗。
「わぁー、久しぶりに直斗の部屋に入っちゃったよ」
へへっと見上げて笑うりな。
なーにが、「入っちゃったよ」だ。
きっと、一階にいる、母さんが案内したんだろうけどさ…
少し、遠慮しても良いんだけどな…
まぁ、
彼女のまえに幼馴染みだっだから仕方がないのかな…
まったく、
僕がいるのに、まだ漫画読んでるし。
僕の視線に気づいたのか、後ろを振り返る、りな。