この恋は、きみの嘘からはじまった。





初めての感情。



きっとこれが好きっていう気持ちなんだろう。







「……賭け、は如月くんの勝ちにしてもらっていい……」


「俺の負けだよ」





完敗だ。



桃瀬さんの勝ちだ。






「俺が、落とされた」





気がついたらはまってた。


桃瀬さんといるのは心地良かった。




こんなこと、いままでなかった。




俺の言葉にどんどん溢れだす涙。








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