初恋~君と出会った春
「空茱ちゃん待って~」


「ウザイからついて来ないで。」


廊下を歩いていると前から大きい荷物を持って歩いて来る人がいた。



数学の佐々木先生だ。



あの人すぐ生徒をこき使うって有名な人だ。



うわ、なんか嫌な予感するから隠れよ。




私は空き教室に佐藤にバレないように入った



佐藤は佐々木先生に気づいてないみたい。


あー、アイツばかだ。


佐藤は佐々木先生に捕まったみたい。


「おー、佐藤じゃないか!」


「丁度良かった。この荷物職員室に運んどいてくれ。」



「うわ、マジかよ。分かったよ。じゃあ、空茱ちゃんと運ぶね!って空茱ちゃん居ねぇじゃん!」


「何より意味わからん事言っとるんだ。じゃあ、それよろしくな。」


「へーい」



あー、邪魔者も居なくなったしやっと1人になれた。

よっし、かーえろっと。
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