ストーカーまがいの霧川くん!!
それは、遡ること一週間前。
入学式が終わって、新入生説明会を受けてから友達の莉佳子(リカコ)と帰ろうとした時。
「あの!」
「?」
突如声をかけて来たのは、同じ制服を着た一人の男子。
胸元に付いてるピンクの花飾りから、同じ新入生だということが分かった。
薄い茶色の髪に赤いヘアピンを交差させて付けている彼は、何かモジモジしていた。
パッと見は端整な顔立ち。普通に整っている顔を妙に赤く染め、一体何を言い出すのか。
私は帰りに莉佳子と遊ぶ予定だったので、早くして欲しいという思いもあって、「何?」と急かすように聞いた。
すると彼の口から発せられた言葉は、私の目を丸くさせるには十分なもので。
「一目惚れしました!付き合って下さい!」
入学式が終わって、新入生説明会を受けてから友達の莉佳子(リカコ)と帰ろうとした時。
「あの!」
「?」
突如声をかけて来たのは、同じ制服を着た一人の男子。
胸元に付いてるピンクの花飾りから、同じ新入生だということが分かった。
薄い茶色の髪に赤いヘアピンを交差させて付けている彼は、何かモジモジしていた。
パッと見は端整な顔立ち。普通に整っている顔を妙に赤く染め、一体何を言い出すのか。
私は帰りに莉佳子と遊ぶ予定だったので、早くして欲しいという思いもあって、「何?」と急かすように聞いた。
すると彼の口から発せられた言葉は、私の目を丸くさせるには十分なもので。
「一目惚れしました!付き合って下さい!」