《超短編》Q.失恋から立ち直るには?
中学2年生になって半年。
季節は秋。
私は緒形くんの友達である山川くんに
緒形くんの新しい好きな人……彼女を
教えて貰った。
緒形くんの彼女は誰かと噂されてはいたものの、それは所詮噂にすぎない。
でも、確実な証言を貰った私は人生で2度目の衝撃を受けていた。
「緒形の好きなやつ?小崎 優良って人だってよ?え?知ってんの?写真見せろよー」
こんな軽い調子で教えられた私は……
固まっていた。
その2秒後には…
「えぇーーーーーーーーーーーーーー!?」
叫んでいた。