家政婦になりました。1



ここで、体が震えた。



鳥肌もたった。







楽しそうに弾いていた朱音の横顔は、悲しそうな、けど愛しいような微笑を浮かべていた。






すると、流れてきたのは「エリーゼのために」



心が震えた。朱音の音色に俺の心が同調していく感じがした。




朱音が弾くと、この曲はこんなにも悲しく、けど愛しい気持ちになるのか。



.....朱音はすごいな。



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