家政婦になりました。1


うちの四男と同じくらいかな?


ブランコの方へと近づき声をかける。


『どうしたの?迷子?』


男の子の前でしゃがんで目線を合わせるようにする。なるべく笑顔で。



「...うんっ、兄ちゃんたちと、はぐれた...」


と、言いながら涙を流していく。

< 4 / 542 >

この作品をシェア

pagetop