家政婦になりました。1


探してあげたいけど、無闇に動くのはあまり良くない気がする。


『じゃあ、お兄ちゃんが来るまで私が一緒にいてあげるよ。』



「...ほ、ほんとっ?」


私の言葉に嬉しそうに声をあげるこの子。


『うん。いいよ。』


私は隣のブランコに座り男の子といろいろ話す。

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