どうしたらいいの、?
職員室にて。
「失礼します。2年2組の齋藤明奈です。
板倉先生に聞きたいことがあってきました。」
「はーい。どーぞ。」
「あの、、、はじめまして。
水泳部に入りたくて来ました。」
「はじめまして。
水泳部顧問の板倉一真です。
まず、水泳とかやった事ある?」
「はい、一応9年やってます。」
「あ、そうなんだ、早速だけど明日プールの練習あるけど来る?」
これは大きな1歩を踏み出すチャンスだと思った。
「行かせてください。」
「了解。明日プールの準備と500円くらいあればいいから。」
「はい。よろしくお願いします。」
私が出口の方に向かおうとすると、
「基本的に男社会だけど大丈夫?」
女社会の怖さに怯えていた私は何も考えずに
「大丈夫です。」
そう答えて職員室を後にした。