ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
俺は、それを聞いて言葉が出なかった。

ただ、残酷すぎる現実を、歯を食いしばって、逃げないように聞いた。

朱鳥ちゃんは、きっと、ここまでは知らないんだろうな……

でも、きっともうすぐ……聞かされる。

朱鳥ちゃん自身が知っているよりも残酷な事実。

酷いよ……

俺が、朱鳥ちゃんの彼氏でも、家族でも無くてもわかる。

…こんな残酷な事実…………酷すぎるよ……
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