ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
新たな闘い
私は、今日も薄い意識の中、ボーッと天井を眺め続ける。
ご飯も食べられなくなり、呼吸も苦しい毎日。
鼻には、栄養を入れるためのチューブ。
そして、酸素マスク。
体には、沢山の点滴とモニターが繋がれている。
…私、あと何日で死んじゃうのかな……
もしかしたら、明日かもしれない。
そう考える毎日。
楓摩が来ても、声が出なくて、会話もできない。
でも、楓摩は、毎日私に話かけてくれる。
今日あった出来事、葉月と柚月の様子、最近面白かったこと
いろんな事を聞かせてくれて、その後、色々、私のお世話をしてくれる。
自分で起き上がることもできない私をお風呂に入れてくれたり、なかなか眠りにつけない私を、寝かしつけてくれる。
なんだか、赤ちゃんみたい。
ごめんね、楓摩。
いつも、ありがとう。
そう思いながら目をつぶると、ズッと意識が失われていくのがわかる。
一気に、真っ暗な何も無いところに引っ張りこまれる。
いったい、なんでこんなことになっているんだろう……
いつから、だっけ…
つい、二か月前までは、元気だったのに_____
私は、失われた意識の中、走馬灯のように、今までに至る経緯を辿っていった。
ご飯も食べられなくなり、呼吸も苦しい毎日。
鼻には、栄養を入れるためのチューブ。
そして、酸素マスク。
体には、沢山の点滴とモニターが繋がれている。
…私、あと何日で死んじゃうのかな……
もしかしたら、明日かもしれない。
そう考える毎日。
楓摩が来ても、声が出なくて、会話もできない。
でも、楓摩は、毎日私に話かけてくれる。
今日あった出来事、葉月と柚月の様子、最近面白かったこと
いろんな事を聞かせてくれて、その後、色々、私のお世話をしてくれる。
自分で起き上がることもできない私をお風呂に入れてくれたり、なかなか眠りにつけない私を、寝かしつけてくれる。
なんだか、赤ちゃんみたい。
ごめんね、楓摩。
いつも、ありがとう。
そう思いながら目をつぶると、ズッと意識が失われていくのがわかる。
一気に、真っ暗な何も無いところに引っ張りこまれる。
いったい、なんでこんなことになっているんだろう……
いつから、だっけ…
つい、二か月前までは、元気だったのに_____
私は、失われた意識の中、走馬灯のように、今までに至る経緯を辿っていった。