ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
面会
スー…スー…
今日も静かな病室に私の呼吸音が響く。
最近は、本当に寝たきりで、何も出来ずに1日1日が過ぎていく。
余命宣告されてから約一ヶ月。
あの時と比べると、本当に死が近いのがわかるくらい、毎日の具合は悪い。
……でも、だからこそ…思い出を作りたい という思いも強かった。
だから、楓摩が来てくれたら、めいっぱい昼間に考えていた話をした。
そしたら、楓摩は笑ってくれるから。
昼間、何も出来ない代わりに、楓摩を笑わせられる話を考えるのが最近の楽しみ。
そして、夜、楓摩が家に帰ってしまった後は、できるだけ動画通話をした。
画面の向こうでは、葉月と柚月がいて、私に元気をくれた。
そんな日が続いていた。
今日も静かな病室に私の呼吸音が響く。
最近は、本当に寝たきりで、何も出来ずに1日1日が過ぎていく。
余命宣告されてから約一ヶ月。
あの時と比べると、本当に死が近いのがわかるくらい、毎日の具合は悪い。
……でも、だからこそ…思い出を作りたい という思いも強かった。
だから、楓摩が来てくれたら、めいっぱい昼間に考えていた話をした。
そしたら、楓摩は笑ってくれるから。
昼間、何も出来ない代わりに、楓摩を笑わせられる話を考えるのが最近の楽しみ。
そして、夜、楓摩が家に帰ってしまった後は、できるだけ動画通話をした。
画面の向こうでは、葉月と柚月がいて、私に元気をくれた。
そんな日が続いていた。