ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

朱鳥side

体中が熱くて重い

目を開けるのも精一杯の状態

油断したら、すぐに眠ってしまう

そんな中、今日は病室に楓摩が来てくれた

楓摩を見ると、なんか頑張れそうな気がする。

……でも、楓摩は真剣な顔になって私に体温計を挟んだ。

ピピピピピッ♪

ピピピピピッ♪

楓摩は体温計を見たあと、驚いたような顔をして、誰かに電話をかけた。

…あれ、なんか今日は少しふわふわする

眠さもいつもより増してて

なんだか……眠っちゃい…………そ…う…………
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