ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

「清水先生ー、お客さん来てますよー」

「はーい、今行きます」

駆け足で医局の入口へ向かうと、そこには来てくれた碧琉くんがいた。

「こんにちは、清水先生」

「こんにちは。碧琉くん、来てくれてありがとう、さっそくで悪いけど、ちょっと着いてきてくれるかな」

「あ、はい。」

話すよりも先に状況を見てもらった方が早い

そう判断した俺は、碧琉くんを朱鳥の病室へ案内することにした。