ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐




















…苦しさから逃れたい…………






そう思った時には、もう私は無意識に行動を起こしていた。

なんとなく頭がふわふわして、こうすれば楓摩にも会える気がした。






点滴を外して

そっと自分の首へ手をかけた


ごめんね

楓摩

せっかく貰ったチャンスなのに

私、弱いから、また頑張れなかった

こんな私でごめんね

病気になんかなってごめんね

弱くてごめんね

何も出来なくてごめんね

こんなことして…ごめんね……





そう思えば思うほどに目からは大量の涙が出てきた。

それと同時に自分の首を絞める力も強くなる

耳鳴りがしだして、視界も黒くなってくる




本当に私、なにやってるんだろ



…でも、これで苦しくなくなるなら___________
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