ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
その後、楓摩は再び私を寝室に連れて行って、布団をかけてくれた。

「冷えピタ貼っておくね。なんかあったら、いつでも電話してね。少しでも、具合悪いって思ったら連絡して。お昼休みに、1回様子見に来るから。」

頭を撫でてもらうと、少し眠たくなってきた。

「じゃあ、行ってくるね」

それから楓摩は、葉月と柚月を抱っこして、家を出た。
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