ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
休息
「朱鳥」
楓摩の声がして目が覚める。
「おはよ。……っていっても、昼だけどね。朝から、ずっと寝てたみたいだね。」
そう言いながら、楓摩は流れるような動作で私に体温計を挟む。
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
「んー、39.4か。やっぱり、朱鳥は熱が下がりにくい体質だね……。熱高いし心配だな…。朱鳥、念の為病院行こっか?朝よりも体調悪いしょ?」
小さくコクンと頷くと、楓摩は私の頭を撫でてから、私を抱き上げた。
「辛いよね…。ごめんね、無理させちゃって。」
楓摩は、申し訳なさそうに何度も私に謝る。
「大丈夫……だよ…。…………私…も、体弱くて、ごめんね」
そう言って、楓摩の肩に顔を埋める。
よしよしと、背中をさすってくれる楓摩の腕の中で、私は再び眠りについた。
楓摩の声がして目が覚める。
「おはよ。……っていっても、昼だけどね。朝から、ずっと寝てたみたいだね。」
そう言いながら、楓摩は流れるような動作で私に体温計を挟む。
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
「んー、39.4か。やっぱり、朱鳥は熱が下がりにくい体質だね……。熱高いし心配だな…。朱鳥、念の為病院行こっか?朝よりも体調悪いしょ?」
小さくコクンと頷くと、楓摩は私の頭を撫でてから、私を抱き上げた。
「辛いよね…。ごめんね、無理させちゃって。」
楓摩は、申し訳なさそうに何度も私に謝る。
「大丈夫……だよ…。…………私…も、体弱くて、ごめんね」
そう言って、楓摩の肩に顔を埋める。
よしよしと、背中をさすってくれる楓摩の腕の中で、私は再び眠りについた。