ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
楓摩side
"大丈夫だよ"
と言ってたものの、その後苦しそうに眠る朱鳥を見たら、心配せざるを得ない。
まだ、熱も高いようで、息も荒く、汗もかいている。
俺が、朱鳥に家事を押し付けすぎたせいだよね…
病気は治ったとはいえ、体が弱いのは治ってない。
そんな大事な事を忘れていた。
朱鳥は、ずっと辛そうで、みている俺も、胸が痛くなる。
なんだか、このまま消えてしまいそうなほど儚く見える。
…いや、"ほど"なんかじゃない。
朱鳥は、気をつけて見てあげないと、本当に消えてしまうかもしれない。
…………でも、そんなことは絶対にさせない。
朱鳥は俺が守るから…
こんな、情けない俺だけど、やっぱり朱鳥のことは守りたい。
そう思いながら、朱鳥の手をギュッと握った。
と言ってたものの、その後苦しそうに眠る朱鳥を見たら、心配せざるを得ない。
まだ、熱も高いようで、息も荒く、汗もかいている。
俺が、朱鳥に家事を押し付けすぎたせいだよね…
病気は治ったとはいえ、体が弱いのは治ってない。
そんな大事な事を忘れていた。
朱鳥は、ずっと辛そうで、みている俺も、胸が痛くなる。
なんだか、このまま消えてしまいそうなほど儚く見える。
…いや、"ほど"なんかじゃない。
朱鳥は、気をつけて見てあげないと、本当に消えてしまうかもしれない。
…………でも、そんなことは絶対にさせない。
朱鳥は俺が守るから…
こんな、情けない俺だけど、やっぱり朱鳥のことは守りたい。
そう思いながら、朱鳥の手をギュッと握った。