ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐

北斗side

今日は、楓摩の奥さんである朱鳥さんとの面談の日。

面談というかカウンセリングだけど。

俺は、時間になるまでこの前話した時のメモを見返す。

・過度の大人に対する恐怖心

・打ち解けると大丈夫

・かなり重度のPTSD

・暴力、暴言によるPTSD

・トラウマ再発(?)

んー、この前話していても思ったけど、やっぱりかなり重い感じ。

最初会った頃は震えていたし、今日は楓摩はついてこないから、話してくれるのかも少し心配だ。

この前見ていたらチョコとかクッキーとかを中心に食べていたから、今日はそれを多めに用意してみた。

楓摩に聞くと、悪夢を見たあと、眠れない時はホットミルクを飲むと言っていたから、ホットミルクとココアも用意した。

など、思っていたらもうそろそろ時間だ。

まずは、クリニックにまで来てくれるかが第一段階だから、とりあえずクリニックの玄関に向かうことにした。
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