ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
「朱鳥さん」
「……はい」
「腕の傷、診てもいい?傷が深かったら、あとから大変だから、ちょっと診察させてくれないかな?」
「……………………はい」
消え入りそうなくらいの小さな声
たぶん、不安だし、自分がつけた傷と向き合うのが嫌なんだろう。
でも、いずれかはしないといけないことだから。
「ありがとう。じゃあ、ちょっと診るね」
腕を出してもらって、さっき巻き直した包帯をもう一度外していく。
ほとんどの傷は浅く、血も止まっているが、一部、少し深いのか、まだ血が出ているところもある。
でも、消毒してガーゼでも当てておいたら治るだろうな。
「朱鳥さん、ちょっと染みるかもしれないけど消毒してもいい?」
……コクン
「ありがとう」
できるだけ染みないようにと思いながら、少しずつ消毒をする。
でも、やっぱり少しは染みるようで朱鳥さんは顔を顰めていた。
その後、ガーゼを当てて、固定をしてから包帯を巻いた。
「はい、これで大丈夫だよ。お疲れ様。」
これで、今日の心の面でのカウンセリングは終わりでいいかな。
「……はい」
「腕の傷、診てもいい?傷が深かったら、あとから大変だから、ちょっと診察させてくれないかな?」
「……………………はい」
消え入りそうなくらいの小さな声
たぶん、不安だし、自分がつけた傷と向き合うのが嫌なんだろう。
でも、いずれかはしないといけないことだから。
「ありがとう。じゃあ、ちょっと診るね」
腕を出してもらって、さっき巻き直した包帯をもう一度外していく。
ほとんどの傷は浅く、血も止まっているが、一部、少し深いのか、まだ血が出ているところもある。
でも、消毒してガーゼでも当てておいたら治るだろうな。
「朱鳥さん、ちょっと染みるかもしれないけど消毒してもいい?」
……コクン
「ありがとう」
できるだけ染みないようにと思いながら、少しずつ消毒をする。
でも、やっぱり少しは染みるようで朱鳥さんは顔を顰めていた。
その後、ガーゼを当てて、固定をしてから包帯を巻いた。
「はい、これで大丈夫だよ。お疲れ様。」
これで、今日の心の面でのカウンセリングは終わりでいいかな。