ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
葉月が産まれて、ほっとしたのもつかの間。
次は2人目の陣痛が襲ってきた。
「んん!!はぁっ…はぁっ……」
2人目は、子宮口も既に開いているから、降りてくるのも早くてあと少し……
「んーーー!!」
歯を食いしばって、痛みに耐える。
すると
「…あれっ……先生、これって…」
助産師さんが言ったその言葉が、私にはとても大きく聞こえた。
一気に不安な気持ちになる。
…なにか、なにか赤ちゃんに悪いとこがあったのかな……
だとしたら……どうしよう…………どうしよう
そんな私の不安を読み取ったのか、楓摩は私の手を取り
「大丈夫。きっと大丈夫だから。ちょっと、待ってて、様子見てくる。」
楓摩はそう言って、私の頭を撫でてから、助産師さんの方へ向かった。
それから、産婦人科の先生も来て、何かを話しているみたい。
とても不安で、それに陣痛の痛みもあって、私の目からは遂に涙が出てきた。
それに気がついたのか、楓摩は駆け足で私の所へ来てくれる。
「朱鳥、大丈夫。ちょっとね、赤ちゃんが引っかかっちゃって、進めない状態みたい。」
楓摩はそう言って、私の涙を拭いてくれる。
「朱鳥ちゃん、ごめんね、今楓摩から聞いたと思うけど、赤ちゃん、この状態だといつまでも出られなくて苦しいから、帝王切開に切り替えてもいいかな?」
私は、楓摩の目を見た。
楓摩は、優しく笑ってコクンと頷いてくれた。
私も、それを見て小さく頷いた。
次は2人目の陣痛が襲ってきた。
「んん!!はぁっ…はぁっ……」
2人目は、子宮口も既に開いているから、降りてくるのも早くてあと少し……
「んーーー!!」
歯を食いしばって、痛みに耐える。
すると
「…あれっ……先生、これって…」
助産師さんが言ったその言葉が、私にはとても大きく聞こえた。
一気に不安な気持ちになる。
…なにか、なにか赤ちゃんに悪いとこがあったのかな……
だとしたら……どうしよう…………どうしよう
そんな私の不安を読み取ったのか、楓摩は私の手を取り
「大丈夫。きっと大丈夫だから。ちょっと、待ってて、様子見てくる。」
楓摩はそう言って、私の頭を撫でてから、助産師さんの方へ向かった。
それから、産婦人科の先生も来て、何かを話しているみたい。
とても不安で、それに陣痛の痛みもあって、私の目からは遂に涙が出てきた。
それに気がついたのか、楓摩は駆け足で私の所へ来てくれる。
「朱鳥、大丈夫。ちょっとね、赤ちゃんが引っかかっちゃって、進めない状態みたい。」
楓摩はそう言って、私の涙を拭いてくれる。
「朱鳥ちゃん、ごめんね、今楓摩から聞いたと思うけど、赤ちゃん、この状態だといつまでも出られなくて苦しいから、帝王切開に切り替えてもいいかな?」
私は、楓摩の目を見た。
楓摩は、優しく笑ってコクンと頷いてくれた。
私も、それを見て小さく頷いた。