ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
次の日
朝起きて、朱鳥の顔を見ると、朱鳥はまだ赤い顔をしていた。
熱、まだ下がらないみたい。
そっと体温計を取って、熱を計る。
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
38.3
昨日よりはだいぶ下がったな。
この調子なら今日か明日には、下がるだろう。
そう思って、少し安堵の息をつく。
俺は、朱鳥の頭を撫でてから朝ごはんの用意をすることにした。
眠い目をこすって、体を起こす。
そして、そっと寝室を出る____はずだった。
けど、俺はその場に引き止められた。
後ろを振り返ると、少し涙目で俺の服の裾を握っている朱鳥。
「おはよ、朱鳥。」
「…………楓摩、いっちゃ、やぁ」
「大丈夫だよ。俺はどこにも行かない。朝ごはん作るから、一緒にリビング行こっか」
そう言うと、朱鳥はコクンと頷いてから俺に抱っこをせがんだ。
「よいしょ、相変わらず朱鳥は軽いねー。」
そう言いながら、朱鳥をだっこして、今度こそ寝室を出る。
ソファに朱鳥を下ろしてから、カーテンを開けると眩しい日差しが差し込んできた。
今日は晴れ
とてもいい天気だ。
朝起きて、朱鳥の顔を見ると、朱鳥はまだ赤い顔をしていた。
熱、まだ下がらないみたい。
そっと体温計を取って、熱を計る。
ピピピピピッ♪
ピピピピピッ♪
38.3
昨日よりはだいぶ下がったな。
この調子なら今日か明日には、下がるだろう。
そう思って、少し安堵の息をつく。
俺は、朱鳥の頭を撫でてから朝ごはんの用意をすることにした。
眠い目をこすって、体を起こす。
そして、そっと寝室を出る____はずだった。
けど、俺はその場に引き止められた。
後ろを振り返ると、少し涙目で俺の服の裾を握っている朱鳥。
「おはよ、朱鳥。」
「…………楓摩、いっちゃ、やぁ」
「大丈夫だよ。俺はどこにも行かない。朝ごはん作るから、一緒にリビング行こっか」
そう言うと、朱鳥はコクンと頷いてから俺に抱っこをせがんだ。
「よいしょ、相変わらず朱鳥は軽いねー。」
そう言いながら、朱鳥をだっこして、今度こそ寝室を出る。
ソファに朱鳥を下ろしてから、カーテンを開けると眩しい日差しが差し込んできた。
今日は晴れ
とてもいい天気だ。