ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
それから数日後、朱鳥は元気に退院した。

熱もスッキリ下がり、前と同じくらい…いや、前よりもずいぶん元気になった。

家に帰るやいなや、葉月と柚月に抱きついて、遊んであげていた。

久しぶりに休みを取ったから、今日は少し豪華な夕食にしよう。

そんなことを考えるだけで、この日常がとても幸せに感じた。
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