ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
リビングに入ると、ダイニングテーブルには、沢山の料理が並んでいた。

「みてみて!柚月の退院祝でいっぱい作っちゃった」

そう得意げに言う朱鳥。

それが、また可愛くて朱鳥の頭をポンポンと撫でる。

「美味しそ。早く食べよ?」

そう言うと、朱鳥は笑顔で頷く。

柚月と葉月を赤ちゃん用の椅子に座らせて、俺達も着席する。

「「いただきます」」

「あうっ!」

「うあっ!」
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