ある雪の降る日私は運命の恋をする‐after story‐
「ただいまー」

そう言って、家に入ると

「「パパー!!」」

と元気な声がしてヨチヨチ歩きで葉月と柚月が迎えてくれる。

「遅くなってごめんね~、これからすぐに夕飯作ってあげるからね~」

そう言って、2人をリビングに戻しつつ、俺も家に入る。

「あ、清水さん、お疲れ様です。」

そう言ったのは、お手伝いの杉沢 春輝(すぎさわ はるき)くん。

俺の友人の弟で、今は大学の長期休業中ということで、手伝ってもらっている。

「春輝くん、ありがとうね。2人ともいい子にしてた?」

「はい!!すっごくいい子でしたよ。お行儀もいいですし、言うこともしっかり聞いてくれて、元気で可愛かったです!」

「そっか、ありがとう。じゃあ、今日はこれで帰っていいよ。お疲れ様。また、明日もよろしくね。」

「はい」
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