TONE ~シークレットライブ~
「ピアノのある舞台って…計画でしょ?」
「今日の応援のお礼だと思ってさ」
椅子に座ったユウの指が鍵盤の上を滑りだす。
「このメンバーで初めて演奏した曲です」
そんな説明をしてマキはスタンドマイクの前に立つ。
そう言えば聞いたか雑誌で読んだことがある。
マキとユウの出逢い話。
街なかの楽器屋でキーボードを弾いていたユウに、突然楽譜を渡してライブでいきなり弾かせたという、クリスマスソング。
どうしてもピアノの音が欲しかったから、と。
『今度は生ピアノ希望』
キーボードからの作られた電子音のピアノは、物足りないと呟いたらしい。
そんなマキの願いが、今現実になるのをこの目で見れる…耳で聴けるとは!!
「今日の応援のお礼だと思ってさ」
椅子に座ったユウの指が鍵盤の上を滑りだす。
「このメンバーで初めて演奏した曲です」
そんな説明をしてマキはスタンドマイクの前に立つ。
そう言えば聞いたか雑誌で読んだことがある。
マキとユウの出逢い話。
街なかの楽器屋でキーボードを弾いていたユウに、突然楽譜を渡してライブでいきなり弾かせたという、クリスマスソング。
どうしてもピアノの音が欲しかったから、と。
『今度は生ピアノ希望』
キーボードからの作られた電子音のピアノは、物足りないと呟いたらしい。
そんなマキの願いが、今現実になるのをこの目で見れる…耳で聴けるとは!!