キラキラと輝く失意の世界で君を恋う

おいおい。

言い出したのはどこのどいつだっつーの。

と、突っ込みたいがあと少し我慢。

まだ少し赤みが残っている。

きっと声が震えてしまう。

「って、振ったのは俺か」

そうそう。

あんた。

どうやら本人も気づいてくれたらしい。

「なんで俺は鼻毛の話なんてしたんだろう?」

あー。

もうだめ!
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