キラキラと輝く失意の世界で君を恋う
空音な歩み。
「すっごいご馳走!」
変態、じゃなかった!
愛しのいっちゃん!
が、テーブルに並んだ食事を見て感嘆の声を漏らす。
当然だ。
今日は時間がないながらも頑張った。
張り切った。
それはいままでなんて比じゃないくらいに愛を込めた。
「今日はね。折角だから」
ふふ。
いっちゃんの不思議そうな顔。
可愛いなぁ。