キラキラと輝く失意の世界で君を恋う

いっちゃんってだけで、何をしたって様になる。

どんな姿でもときめけてしまう。

「よっし!お腹も空いたし取り敢えず並ぶかねー」

「うん!ホントにお腹ペコペコー!早

く食べたいなぁ」

「だよね、だよね?俺もペッコペコ」

「ペットショップではしゃいでたもんねー」

「だぁって。可愛かったんだもん。わんこ」

「いっちゃんも可愛かったよ?」

「ないない!こんなおっさん、可愛いわけがない」

ペットショップでのやり取りを思い出しながら。

息がかかりそうな至近距離で一つの画面を眺める。
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