キラキラと輝く失意の世界で君を恋う

ーーー

「由?」

さすが親友。

チャイムを押せば、かえちゃんは刹那の如く出迎えてくれた。

「がえちゃーん」

私の顔面はみるみる崩壊していく。

そんな私をかえちゃんは

「まあまあ」

と慣れた手つきで招き入れてくれた。

またしてもものすごく男前だ。
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